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フィリピン ザンボアンガでの子供トラウマキャンプの実施
- 2013年9月9日から30日にかけてのフィリピン政府軍とMNLF反政府勢力との武力衝突により、地域住民の家屋が破壊され避難民が発生しました。10月の終わりには死者140人、負傷者268人、被害を受けた家庭20,810、105,705人に及びました。武力衝突の為に破壊された家屋は10,160軒にのぼります。これらの方々が避難施設の内外で援助を必要としています。
クラッシュジャパンのフィリピンでのパートナーであるフィリピン•チルドレン•ネットワークは11月末に先遣隊を現地に送りました。台風ハイアンによって現地の避難民施設は大きな被害を被っており、政府の援助が行き渡っていません。
最大の心配事は、子供の安全確保と子供たちのトラウマからの回復です。ザンボアンガのマンパン小学校でてオペレーションセイフの子供トラウマキャンプを12月26日から31日まで実施します。この学校は現在は避難所として使用されています。このキャンプが今後予定されているフィリピンでの子供トラウマキャンプのモデルケースとなります。このキャンプを通して現地の教会スタッフをトレーニングして、今後の子供たちの心のケアの働きを継続します。








アジアに羽ばたく ぴぃちゃん
みなさんがペンギンが飛ばない鳥/飛べない鳥だと知っていましたか?「もちろん!」と言われるかもしれません。でもなんと「オペレーションセイフ•プログラム」のメインキャラクターであるペンギンの「ぴぃちゃん」が、今世界に羽ばたこうとしています。
災害後の子どもたちの心のケアをする「オペレーションセイフ•プログラム」は、2008年中国の四川地震の後に生まれました。その後も、ハイチ、チベットの災害後子どもたちのトラウアケアのために行われました。そして現在で東北の子どもたちに対しても行われているトラウマケアのプログラムです。そして、今、東北の各地で活躍しているこの「ぴぃちゃん」が、日本を飛び出し、アジア各地の子どもたちの心のケアの大使として、羽ばたこうとしています。
実はこの記事も、インドネシアのバリ島で行われているオペレーションセイフの指導者養成セミナーの合間に書いています。今後フィリピンのマニラや韓国のソウルでも同じセミナーを行い、「ぴぃちゃん」は大きく羽ばたいていく予定でいます。
なぜ「ぴぃちゃん」は、日本を飛び出したのでしょうか?日本では「ぴぃちゃん」が必要なくなったのでしょうか?いいえ、そうではありません。今もこれからも「ぴぃちゃん」の活躍の拠点は日本にあります。私たちはもちろんこれからも東北や日本各地でボランティアの方を募ってオペレーションセイフ•プログラムを開催して行きます。
そしてオペレーションセイフにつながるボランティアの方たちに、「心のケア」についての理解と知識を深める
セミナーを提供していきます。でも私たちは「ぴぃちゃん」を日本で独り占めにしてよいのでしょうか。子どもの心のケアに重荷を与えられた私たちは、一人でも多くの子どもたちの手助けをしたいと思います。そして私たちに「分かち合いなさい」と言われる主に従って「ぴぃちゃん」を独り占めすることはなく、主の導きに従い、アジアの人々の招きによって「オペレーションセイフ•プログラム」をアジア各地に紹介しています。
実は「オペレーションセイフ•プログラム」は、自然災害後だけでなく、アジア各地の紛争地、難民キャンプ、スラムなどのたくさんの子どもたちの心のケアに有効です。そして子どもたちの心のケアを行う有効なプログラムが今までなかったこともあり、今、「オペレーションセイフ•プログラム」はアジアで、多くの子供達に求められているのです。
飛べないペンギンの「ぴぃちゃん」は、日本とアジア諸国の招きの声に導かれ、主の力と共に、これからもたくさんの子どもに手を伸ばして主の愛を伝えていきます。共に手を携えて進んで行ってください。どうぞ、みなさまのお祈りでこの働きを支えて下さい。
オペレーションセイフ担当 ウィルソン 利恵
防災セミナー情報
「傾聴ボランティア大募集」星野富弘詩画展 IN 南三陸町(終了しました)
2014年1月23日ー2月3日まで、南三陸町7箇所において星野富弘詩画展とコンサート&カフェのイベントが行われます。
クラッシュジャパンでは、和む場として用意されるカフェの中で、傾聴ボランティアとして関わらせて頂く事になりました。
是非ともこの機会に南三陸町に赴き、詩画展に来られた方のお話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
震災から1000日過ぎた今こそ「忘れていない」「覚えていますよ」のメッセージを行動で示す時なのではないかと思います。
募集日時:1月29ー2月3日(水ー月)
(2月2日(日)は礼拝のためイベントはありません)
※部分参加でもOKです。1日のみでも参加できます。
募集人数:1人〜5人(男女問わず)
参加条件:クリスチャンの方。要ビジネスレベルの日本語。
宿泊場所:南三陸町のボランティアセンターなど(検討中)
※宿泊費の補助致します。
スケジュール
1月28日(火)仙台市内において傾聴トレーニング
1月29日(水)~2月1日(土)南三陸町にて傾聴ボランティア
2月2日(日)礼拝 ※イベントはありません。
2月3日(月)南三陸町にて傾聴ボランティア
※ボランティアに来られる方のために、震災以降ずっと被災された方に関わり続けているクラッシュジャパンのスタッフによる「傾聴ボランティアトレーニング」を行いますので、初めての方でも安心してご参加頂けます。傾聴トレーニング日時:1月28日(火)30日(木)午後
※参加される方のスケジュールに合わせてトレーニング日程を変更する事も可能ですので、上記日程が難しいという場合はご相談下さい。
<フェイスブックより…>
社協災害担当者が語る「支援の三原則」とは? 首都圏教会防災広域ネット
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「首都圏教会防災広域ネットワーク・広域フォーラム」(クラッシュジャパン主催)が6月28日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン...youtu.be