熊本地震被災者支援レポート、8月13日

このレポートは、今回熊本地震被災者支援に出かけた三浦寿夫先生からのレポートをもとに編集し作成しました。被災された方々を覚え、祈りを続けましょう。

今回のレポート提供者:三浦寿夫先生、日本キリスト合同教会つるかわ台教会牧師。一般社団法人クラッシュジャパン理事。

現状と課題

地域

  • 今回は布田川(ふたがわ)断層より南に位置する日奈久(ひなぐ)断層の中心部にある八代界隈が大きく揺れ、この地域では10年前より揺れは遥かに大きかったと感じたようだ。
  • 宇城(うき)、竜北(りゅうほく)、氷川(ひかわ)、鏡(かがみ)、千丁(せんちょう)、八代の地域が特に被害の大きかったところ。

ボランティア

  • 移動トイレ、給水車等、他県からの支援も多くなされている。
  • LOVE EASTは、暑さの中におられるみなさんを考え、かき氷を提供している。同時に、能登の塗装会社のチームが仮設のシャワーを設置し、現地の人たちが助かっている。
  • ボランティア情報:熊本社会福士協議会 https://www.fukushi-kumamoto.or.jp/kvc/
  • 被害情報:内閣府 https://www.bousai.go.jp/…/r8kumamoto…/status/index.html

これから

  • 地域のニーズが拾われ、ボランティアが派遣されますように。→仕事量に従いボランティアの募集、派遣のシステムが組まれ、動き出す状態。社協も役所も始まっている。
  • 避難所へ来ていない人々、高齢の方などに支援が届いていくように。
  • 「井草(いぐさ)」栽培農家に支援が届いていくように。→日本の「井草」のほとんどが八代界隈で生産されているが、その農家が打撃をうけた。井草を育てそれを畳表に織って製品化していた農家の人たちが、作業場と機械を失って再起するのが困難な状態にある。

祈りの課題

  • 特に被害の大きかった宇城、竜北、氷川、鏡、千丁、八代の被災者のために。
  • 水道の復旧が一日も早くなされるように。トイレや風呂の不便が解消されるように。
  • 各地の役所、社会福祉協議会の職員方のために。物資の配布、片付けのためのボランティア派遣のシステムが整うように。
  • 現地のニーズがいち早く把握されるように。そのニーズに応える物資やボランティアが与えられるように。
  • 八代を中心に生産されている井草の農家のみなさんの被害のために。再び立ち上がる力が与えられるように。
  • 避難所に来られない高齢者、独居の方など、目が届きにくい方々のケアがなされるように。
  • 現地の日々支援活動をしている人たちが、支えられるように。また交代要員が与えられるように。

今、必要のあると思われる物

  • 各支援団体からの支援で、水やブルーシートなどは足りているようだ。
  • 現地の方々が喜んでくださったもので、必要だなと感じているのは、肌を拭くシート(冷たく感じる)、あるいは除菌シート(水のない状況ではありがたい)。
  • 場所によっては食料が足りないところがあるので、カップ麺など食料はまだまだ必要。
  • 状況は、刻々と変化しているので、被災地のアップデートされる情報を見て行く必要がある。

熊本の地震

熊本で発生したマグニチュード7.1の地震により被災された方々のために、どうかお祈りください。以下にニュース記事のリンクを掲載しますが、捜索・救助活動が続くにつれ、情報は随時更新されていく見込みです。キリスト教に基づく災害支援に関する検討については、追って報告いたします。
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015189251000

石川県能登半島での地震と津波

石川県、富山県、新潟県など、今日の地震と津波が影響を及んでいる人たちのためにお祈りください。

さまざまなキリスト教災害対策ネットワークが、被災地の被害とニーズに関する情報を収集するために連携しています。状況は変わっていますし、余震も続いているため、教会やネットワークは状況が安定してから行動方針を決定します。そして、活動を開始する前に、救急隊員の救助活動や生存者の捜索が終わるのを待ちます。最新情報は、https://www.facebook.com/crashjapanをご覧ください。

余震、10年後。

土曜日の夜11時過ぎ、就寝の準備をしていた頃、犬が吠え始め、揺れが始まりました。戸棚の扉や流しの中の食器がガタガタと音を立てていました。玄関の戸を開けると、地面や周りの家々の揺れている音が聞こえてきました。私が住んでいる東京では、震度4を記録しました。福島県沖の震源地の震度は6強でした。.

6つの県において重傷者は確認されておらず、死傷者も出ていませんが、負傷者が出ていると報告されています。100万戸に停電が起こりましたが、数時間以内にほぼ復旧しました。道路、建築物や高速道路の一部が地滑りによって崩壊し修理を要しています。割れた食器や倒れた本棚の片付けはその大きな修復の必要に比べればほんの小さなことです。.

この地震は、津波を引き起こした東日本大震災とそれに続く原子力災害からほぼ10年後に発生しました。専門家はこれも余震だと語っています。2011年の地震の大きさからして、10年後にこの規模の余震が起きることは珍しくありません。

2011年の震災で災害支援に携わった団体は、震災10周年記念事業を計画しています。クラッシュジャパンも、この10周年をどのように迎えようか検討中です。復興を祝い、苦しみから卒業したいという思いがあります。もう終わったことだ、と言えるようになりたいという思いも持ちつつ、このような余震は、私たちがいかに弱い者であるかを思い出させてくれます。