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災害ボランティア対応プログラムのご案内
講師紹介
ヘレン, MA, CCIMS
ICISF認定教官
学位: ヒューマン・サービス・カウンセリング修士号取得
その他: グリーン・クロス・トラウマトレーニング
米国において歴史の学士を修了後、中学校や高校の教員を務め、その後心理学の修士号を修める。東日本大震災後には、災害支援団体の一般社団法人CRASHJapanを通して東北各地で被災者や支援者のための心のケアと支援に取り組む。
個人カウンセリングに加え、各地で傾聴セミナーと心のケア・ワークショップを開催。日本の居住歴は30年以上。
《講師より一言》
「瓦礫の撤去や炊き出しに止まらず。、適切な訓練を受ければ、被災者、対応者、ボランティアとして、強力な影響力を持つことができます。支援のための優れたテクニックを学び、ストレスを管理できるピアサポートボランティアになりませんか?」
災害ボランティア対応プログラム 参加申込
《日時》
2025年1月25日(土) 10:00〜12:00
《Web Online》
このセミナーは、オンラインZOOMを使用したプログラムになっております。
◉ 参加費:利用会費として一口、¥3,500 円
◉ セミナーの参加申込、参加費は、参加登録時にPeatixにて申込をお願いいたします。
参加申込:https://crisisvolunteer25jan2025.peatix.com
◉ 今回のセミナー開催の1週間前に、ZOOM ID、Pass Code、テキストも添えてメールにて配信させて頂きますので必ず記入してください。
問い合わせ
お問い合わせの際には下記までご連絡をお願い致します。
特定非営利活動法人PSV JAPAN 川上守利 npo.psv.japan@gmail.com
石川県能登半島での地震と津波
石川県、富山県、新潟県など、今日の地震と津波が影響を及んでいる人たちのためにお祈りください。
さまざまなキリスト教災害対策ネットワークが、被災地の被害とニーズに関する情報を収集するために連携しています。状況は変わっていますし、余震も続いているため、教会やネットワークは状況が安定してから行動方針を決定します。そして、活動を開始する前に、救急隊員の救助活動や生存者の捜索が終わるのを待ちます。最新情報は、https://www.facebook.com/crashjapanをご覧ください。
REFLECT AND RECONNECT
2011年3月11日の東日本大震災、それに世界のクリスチャンコミュニティーが応えてから10年の今年、対応いただいた方々に注目をし、耳を傾ける時間を持ちたいと思います。当時の記憶を思い起こし再体験するためではなく、現状を見つめ、災害支援に携わったことが人生にどのような影響があったかを分かち合うためです。心のケア部門が主催する今年の再会の場は以下の三つの質問に対しての答えを元にお互いの話を聞く機会です。
The Questions:
- クラッシュとはいつ、どこで仕事をしていたのか?どのような役割で、どのような仕事をしていましたか?
- あれから人生はどう変わりましたか?今はどこにいて、何をしているのですか?
- 3.11の災害への対応は、人生にどのような影響を与えましたか?振り返ってみて、今のあなたにとってどんな意味がありますか?
Reflect and Reconnect
余震、10年後。
土曜日の夜11時過ぎ、就寝の準備をしていた頃、犬が吠え始め、揺れが始まりました。戸棚の扉や流しの中の食器がガタガタと音を立てていました。玄関の戸を開けると、地面や周りの家々の揺れている音が聞こえてきました。私が住んでいる東京では、震度4を記録しました。福島県沖の震源地の震度は6強でした。.
6つの県において重傷者は確認されておらず、死傷者も出ていませんが、負傷者が出ていると報告されています。100万戸に停電が起こりましたが、数時間以内にほぼ復旧しました。道路、建築物や高速道路の一部が地滑りによって崩壊し修理を要しています。割れた食器や倒れた本棚の片付けはその大きな修復の必要に比べればほんの小さなことです。.
この地震は、津波を引き起こした東日本大震災とそれに続く原子力災害からほぼ10年後に発生しました。専門家はこれも余震だと語っています。2011年の地震の大きさからして、10年後にこの規模の余震が起きることは珍しくありません。
2011年の震災で災害支援に携わった団体は、震災10周年記念事業を計画しています。クラッシュジャパンも、この10周年をどのように迎えようか検討中です。復興を祝い、苦しみから卒業したいという思いがあります。もう終わったことだ、と言えるようになりたいという思いも持ちつつ、このような余震は、私たちがいかに弱い者であるかを思い出させてくれます。