関西宣教フォーラム

関西宣教フォーラム分科会

「ふたつのこと」

関西宣教フォーラムin 大阪に出席して。

9月28日、29日の両日、関西宣教フォーラムイン大阪が開催された。初日の分科会のひとつ「21世紀の宣教」に出席した。ディアスポラ宣教、ビジネス宣教の発題に続き、「痛みを担い合う教会」というテーマで、阿部信夫師、若井和生師が語ってくださった。

・震災後に被災地域の人々に向き合ってきた。できたことはただ聞くことだけであり、被災者方の気持ちが少しでも軽くなるのではないかという思いで続けてきた。四年が経過しても何も進んでいない、何も変わっていないと感じる人々は少なくない。今もいろいろな問題が起き、人々はその渦中にいる。

・被災地の方々と関わる中で、今後の日本の姿をそこに見ているように感じている。(高齢化、過疎化、産業の衰退など。)被災された方々に向けてきた日本の諸教会の愛を、今後それぞれの教会が置かれている地域の方々に同じように向けていくことへのチャレンジがある。ひとつひとつの教会が、それぞれの地域の方々の痛みを共に負い、地域の人々に思いを寄せることが大切である。

クラッシュジャパンは、今心のケアと防災ネットワークのふたつをコアにしている。人々の心の思いに主の心で寄り添っていけますように、人々が神を見つめて歩める一歩を一緒に歩み出せますように。諸教会が繋がる防災ネットワークがやがて地域の方々のセイフティーネットとなりますように。このように祈りながら、私たちの歩みはこれからも続いていく。

クラッシュジャパン チームリーダー
永井敏夫

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