水海道シャローム教会牧師室
9月13日(日)の1600過ぎ、水海道シャローム教会を訪問した。つくばエクスプレスの「みらい平」駅にJECA谷田部キリスト教会の岸本先生が車で迎えに来てくださった。
渋滞している幹線道路を避け水田地帯の農道を通り、常総市内に入る。関東鉄道常総線の線路を過ぎると教会があった。あたりの道路、畑の表面がだいぶ白い。溢れた川の水が昨日午後から今日にかけて引き、泥が乾いた後だ。
水海道シャローム教会の吉沢先生の案内で教会の中に入ると、少し汚水の匂いが鼻にくる。一階の全ての部屋に泥水が入り、水かさが54センチだったそうだ。
多目的ホールの床には薄い泥が敷き詰められているように見えた。カーテンも床から40センチ以上がチョコレート色に染まっていた。トイレは使えない。水、電気が戻るまでにあと一週間から10日ほどかかるだろうと吉沢先生。牧師室も床に物が散乱し無残だった。(先生ご夫妻は自宅地域の調整池の水位の上昇で二日間避難されていたそうだ。)
二階に上がり、今後のことを協議した。水海道シャローム教会はJECAに属し、谷田部キリスト教会とは親子関係にある。岸本先生と二名の信徒の方、最近開拓がスタートしたみらい平キリスト教会の斎藤先生と信徒の方、吉沢先生ご夫妻のミーティングに加えて頂いた。これからの動きについて意見交換をし、まず岸本先生がJECA中関東地区教会に呼びかけ、ボランティアを募ることが決まった。作業は一階にある保存物品を二階に上げる、それ以外は外に出し、まとめてトラックで運ぶ、一階の全ての部屋を洗浄する作業をする予定だ。ボランティアは、飲料水を含め昼食を持参し、1000から1500まで作業をするという大まかなスケジュールもできた。まだトイレが使えず、水、電気も無いのて、ボランティア募集は男性に限り、活動も宿泊を伴わない形態となった。
*注:クラッシュジャパンではまだ募集していません。水海道シャローム教会の吉沢先生と連絡をとりながら、要請があり次第、ボランティアを派遣できるように準備を進めていきます。
《教会堂一階片付け作業のために。》
・ボランティアが集まるように。
・作業が守られるように。
・車(2トントラック)をはじめ、作業に必要な機材が集まるように。さらに、教会での作業以外にも、教会の信徒方の住宅、キングスガーデンスタッフの住宅の片付けなどをしましょうという声が宣教師、牧師から届いている。日本のキリスト教会、団体が互いに関係しあいながら、復旧支援を通して神の愛を届けていけますようにお祈りください。クラッシュジャパン チームリーダー
永井敏夫
掃除用具置き場
多目的ホール
多目的ホール(カーテンの色の違いに注目)
多目的ホール
*9月15日、現地から14,15日の2日間、延べ74名の参加で全作業が終了したとの報告を受けました。