主の御名を賛美致します。被災地のために祈り、支援してくださっている皆様に感謝致します。
仙台では、紅葉も終わり12月を迎えようとしていますが、被災された方々は希望と不安の入り混じった思いでいらっしゃいます。震災から2年8か月以上が過ぎましたが、地域によって復興の進み具合に差がでてきています。先の見えない苛立ちや、たとえ移転が決まっても実際に移転するにはまとまったお金が必要になるため、不安を口にされます。夜眠れず昼間ぼーっとして、運転中一瞬ウトウトしてしまい事故を起こしそうになったという方もいました。今になってようやく被災した当時の悲惨な経験を話せるようになった人もいます。
そんな方々が少しでも心安らぐ場を持つことができるようにお交わりを大切にしています。被災する前にはクリスチャンと一度も会って話を聞いたことの無かった人達に証しや福音が語られています。先日は、ロン・ブラウンさん達によるコンサートが各地で行われ、多くの方と共に主を賛美することができました。終わってから 「とても良かった!信じるってとても力が出てくるのね!クリスチャンってすごい!」と皆さんとても喜んでくださいました。
いつも思うのですが、会が終わると皆さんのお顔が笑顔に変わり、満ち足りた表情になるのです。それは、主が私達と共にいてくださり、共に働いていてくださっているからだと確信しています。主は東北の人々を、ボランティアに参加する兄弟姉妹を愛し、恵みを与えてくださいます。いつも主の御計画の大きさと素晴らしさに驚かされます。主がこの被災地でなされようとしている事に期待しています。
2012年11月 仙台オフィス 菅原智子